ACTIONS
属性によって、リソース上でOracle Clusterwareが実行可能なアクションおよびこのアクションに対応する権限をリストする、名前の表が宣言されます。ACTIONS
属性には、アクションの仕様に関するスペース区切りリストが含まれ、各仕様は次の形式となっています。
actionName
は、アクション名です(最大長は32バイトで、US7ASCIIの英数字に対応し、大文字小文字を区別します)。
userName
は、当該アクションを実行可能な、オペレーティング・システムのユーザー名です。
groupName
は、当該アクションを実行可能な、オペレーティング・システムのグループ名です。
actionName
[,user:userName | group:groupName][ ...]
userName
またはgroupName
を指定しない場合、Oracle Clusterwareでは、誰でも当該アクションにアクセス可能であると想定します。
使用例
次の例によって、複数のアクションが利用可能となります。
ACTIONS='action1 action2,user:user2 action3,group:group1'