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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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clsagfw_exit2()

clsagfw_exit2()ファンクションは、リソースの再試行フィードバックがあるエージェント・プロセスを終了します。

構文

void clsagfw_exit2(const oratext *rid, sb4 exitCode, bool retry);

入力

rid: 回復不能なエラーの発生原因であるリソースのリソースID

exitCode: プロセス終了コード

retry: リソースを再試行するオプション

注意

リソースにエントリ・ポイントを実行すると、エージェントにリカバリ不能なエラーが発生し、現在のプロセスを終了しなくてはならない場合があります。エージェントはこのAPIを使用してエージェント・プロセスを終了し、リカバリ不能なエラーの原因となっているエージェント・フレームワークにフィードバックを提供できます。再試行パラメータをtrueに設定すると、エージェント・プロセスが再起動したときに、リソースの現在のコマンド,が再試行されます。パラメータをfalseに設定すると、現在のリソースのコマンドは再試行されず、リソースの監視は無効になります。このオプションは、特定のリソースが、繰り返し発生するエージェントの失敗の原因である場合に使用できます。失敗する頻度が多い場合、Oracle Clusterwareサーバーは、エージェントが終了して自動的に無効になるリソースの記録を取ります。失敗する頻度が多いために無効化されるリソースを最有効化するには、リクエストを明示的に発行してリソースを起動する必要があります(たとえば、CRSCTLを使用します)。

Oracle Clusterwareサーバーはエージェントを再起動して、エージェントが管理するリソースの監視を続行します。