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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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マルチスレッドに関する注意事項

Oracle Clusterwareエージェント・フレームワークはマルチスレッド対応に設計されています。また、エージェント・コードは、新しいスレッドを起動して、外部イベント・ソースの監視などのアプリケーション独自の機能を実行できます。エージェント・フレームワークは、一度に1つのエントリ・ポイントのみを実行しますが、リソース上の現在有効なアクションを終了するために起動されるABORTエントリ・ポイントだけは例外です。CおよびC++の開発者は、すべてのエージェント・コードがマルチスレッド環境で正常に動作することを確認する必要があります。グローバル変数および他のリソースへのアクセスを、mutexesなどのロック機構を使用してシリアライズ化する必要があります。エージェントに含まれるCまたはC++の他の外部ライブラリも、マルチスレッド環境で正常に動作する必要があります。