高速ホーム・プロビジョニング・クライアントは、すべてのアクションについて高速ホーム・プロビジョニング・サーバーと通信します。高速ホーム・プロビジョニング・サーバーに接続せずにRHPCTLコマンドを実行することはできません。
高速ホーム・プロビジョニング・サーバーで、高速ホーム・プロビジョニング・サーバー・クラスタから次のコマンドを実行して、高速ホーム・プロビジョニング・クライアントを有効化または無効化できます。
$ rhpctl modify client -client client_name -enabled TRUE | FALSE
高速ホーム・プロビジョニング・クライアントを有効化するには、-enabled TRUE
と指定します。逆に、クライアントを無効化するには-enabled FALSE
を指定します。高速ホーム・プロビジョニング・クライアント・クラスタを無効化すると、クライアントを再び有効化しないかぎり、そのクライアント・クラスタからのすべてのRHPCTLコマンドは高速ホーム・プロビジョニング・サーバーによって拒否されます。
注意:
高速ホーム・プロビジョニング・クライアント・クラスタを無効化しても、そのクライアント・クラスタ上の既存の作業用コピーは無効化されません。作業用コピーは引き続き機能し、その作業用コピー内のデータベースも引き続き実行されます。高速ホーム・プロビジョニング・サーバー・クラスタのOracleホームの記憶域がNFSを使用している場合でも変わりません。