rhpctl add workingcopy -workingcopy workingcopy_name -image image_name [-oraclebase oraclebase_path] [-path absolute_path] [-storagetype {NFS | LOCAL} [-user user_name] [-dbname unique_db_name [-dbtype {RACONENODE | RAC | SINGLE}] [-datafileDestination datafileDestination_path] [-dbtemplate file_path | image_name:relative_file_path {-node node_list | -serverpool server_pool_name [-pqpool pool_name | -newpqpool pool_name -pqcardinality cardinality] | -newpool server_pool_name -cardinality cardinality [-pqpool pool_name | -newpqpool pool_name -pqcardinality cardinality]} [-cdb] [-pdbprefix pdb_prefix [-pdbcount pdb_count]]] [-client cluster_name] [-ignoreprereq]
表F-6 rhpctl add workingcopyのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
-workingcopy
workingcopy_name
|
作成する作業用コピーの名前を指定します。 |
-image image_name
|
作業用コピーの作成に使用する構成済イメージの名前を指定します。 |
-oraclebase
oraclebase_path
|
Oracle Databaseホームをプロビジョニングするには 注意: このパラメータは |
-path absolute_path
|
クライアント側でのソフトウェア・ホームのプロビジョニングのために絶対パスを指定します(この場所は空であることが必要です)。Oracle Databaseイメージの場合、これが 注意: 作業用コピーを高速ホーム・プロビジョニング・サーバーにプロビジョニングする場合、このパラメータは使用できません。このケースでは、Oracle ACFSによってファイル・システム内にスナップショット・パスが作成されるためです。 |
-storagetype {NFS | LOCAL} |
ソフトウェア・ホームの記憶域のタイプを指定します。デフォルトは |
-user user_name
|
プロビジョニングされる作業用コピーを所有するユーザーの名前を指定します。 このパラメータを指定しない場合、コマンドの実行ユーザーが作業用コピーを所有します。リモート・クラスタにプロビジョニングする場合、ユーザー名にはそのリモート・クラスタの有効なユーザーを指定する必要があります。ユーザーIDは2つのクラスタで同じでなくてもかまいませんが、ユーザー名は両方に存在する必要があります。 |
-dbname unique_db_name
|
プロビジョニングするデータベースの一意の名前( |
-dbtype {RACONENODE | RAC | SINGLE} |
データベースがOracle RAC One Node、Oracle RACまたはシングル・インスタンス(Oracle以外のRAC)のいずれであるかを指定します。 |
-datafileDestination
datafileDestination_path
|
データ・ファイルの宛先の場所またはOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスク・グループの名前を指定します。 注意:
|
-dbtemplate file_path | image_name:relative_file_path |
データベース・テンプレートの絶対パス、または高速ホーム・プロビジョニング・サーバー上のイメージ・ホーム・ディレクトリの相対パスを指定します。データベース・テンプレートを指定しない場合は、RHPCTLによりデフォルト・テンプレートが使用されます。 |
-node node_list
|
データベースを作成する1つのノードまたは複数のノードのカンマ区切りリストを指定します。 注意: このパラメータは、 |
-serverpool
server_pool_name
|
既存のサーバー・プールの名前を指定します。 注意: デフォルトでは作業用コピーの名前になります。 |
-newpool
server_pool_name
|
オプションで、新しいサーバー・プールを作成できます。新しいサーバー・プールの名前を指定します。 |
-cardinality cardinality
|
新しいサーバー・プールを作成する場合、サーバー・プールのカーディナリティ値を指定する必要があります。 |
-pqpool
server_pool_name
|
既存のサーバー・プールの名前を指定します。 注意: このパラメータはOracle Flex Cluster環境でのみ適用され、リーフ・ノードで実行されているサーバー・プール(この場合のようにあらかじめ定義されているか、 |
-newpqpool
server_pool_name
|
オプションで、新しいサーバー・プールを作成できます。新しいサーバー・プールの名前を指定します。 注意: このパラメータは、リーフ・ノードで実行されているサーバー・プールを参照するため、Oracle Flex Cluster環境でのみ適用されます。 |
-pqcardinality cardinality
|
新しいサーバー・プールを作成する場合、サーバー・プールのカーディナリティ値を指定する必要があります。 注意: このパラメータは、Oracle Flex Cluster環境でのみ適用されます。 |
-cdb |
データベースをコンテナ・データベース(CDB)として作成する場合は、このパラメータを使用します。 |
-pdbprefix pdb_prefix
|
1つ以上のプラガブル・データベース(PDB)を作成する場合は、PDBの接頭辞を指定します。 |
-pdbcount pdb_count
|
作成するPDBの数を指定します。 |
-client cluster_name
|
クライアント・クラスタの名前を指定します。 |
rhpctl add workingcopy
コマンドの特定のユースケースについて、次のようにコンテキスト依存ヘルプを取得できます。
$ rhpctl add workingcopy -help [REMOTEPROVISIONING | STORAGETYPE | ADMINDB | POLICYDB | DBWITHPQPOOLS | DBTEMPLATE | PDB]
次の例では、ゴールド・イメージからOracle Databaseソフトウェア・ホームがプロビジョニングされます。
$ rhpctl add workingcopy -workingcopy workingcopy_name -image image_name -oraclebase oraclebase_path
次の例では、ゴールド・イメージからOracle Databaseソフトウェア・ホームがプロビジョニングされ、ポリシー管理型データベースが作成されます。
$ rhpctl add workingcopy -workingcopy workingcopy_name -image image_name -oraclebase oraclebase_path -dbname unique_db_name -datafileDestination datafileDestination_path -serverpool pool_name
次の例では、ユーザーが指定した記憶域の場所にOracle Databaseソフトウェア・ホームがプロビジョニングされ、ポリシー管理型データベースが作成されます。
$ rhpctl add workingcopy -workingcopy workingcopy_name -image image_name -oraclebase oraclebase_path -storagetype LOCAL –path storage_path -dbname unique_db_name -datafileDestination datafileDestination_path -newpool server_pool_name -cardinality cardinality
注意:
Oracleデータベース・ソフトウェアを、ディスク・グループを含むように構成された高速ホーム・プロビジョニング・クライアントにプロビジョニングする場合は、-path
パラメータを指定しないでください。これは、高速ホーム・プロビジョニング・クライアントが高速ホーム・プロビジョニングによって提供される記憶域を使用できるようにするためです。
高速ホーム・プロビジョニング・クライアントがディスク・グループを含むように構成されていない場合は、-path
パラメータを指定して、さらに-storagetype
パラメータとNFS
またはLOCAL
を指定します。