Oracle Database Gatewayには、Oracle環境からOracle以外のデータベースのデータに透過的にアクセスする機能が用意されています。Oracle以外のデータベース内のオブジェクトについてシノニムを作成して、物理位置を指定せずに参照できます。この透過性により、アプリケーション開発者がアプリケーションをカスタマイズしてOracle以外の他のシステムのデータにアクセスできるようにする必要はなくなるため、開発の労力は減り、アプリケーションの移動性は高まります。
アプリケーションで(アプリケーション側処理への集中を招く可能性のある)システム固有のインタフェースを使用してOracle以外のシステムと相互操作する必要がなく、OracleシステムとOracle以外のシステムの両方に使用可能な一貫したOracleインタフェースに基づくアプリケーションを作成できます。