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Oracle® Database Heterogeneous Connectivityユーザーズ・ガイド
12cリリース1 (12.1)
E52376-02
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SQLとPL/SQLのサポート

SQL文の変換とデータ型のマッピングは、機能に基づいて実行されます。PL/SQLコールは、Oracle以外のシステムのストアド・プロシージャにマップされます。SQL文に関してリモート・システムに機能がない場合は、単純な問合せが発行されるか、文が複数の問合せに分割されます。その後、Oracleデータベースでの後処理によって必要な結果が得られます。

異機種間サービスでは、ほとんどの場合はOracle以外のシステムをOracle分散セッションに取り込むことができますが、これにはいくつかの制限があります。一般的な制限事項を次に示します。

  • SQL文のCONNECT BY句に対するサポートはありません。

  • ROWIDのサポートには制限があります。詳細は、個々のゲートウェイのドキュメントを参照してください。Oracle Universal ROWIDデータ型は、異機種間サービスを使用するどのゲートウェイでもサポートされません。

  • ラージ・オブジェクト(LOB)、抽象データ型(ADT)および参照データ型(REF)はサポートされません。

  • リモート・パッケージはサポートされません。

  • リモート・ストアド・プロシージャでは、REF CURSOR型のout引数は指定できますが、inまたはin-outオブジェクトは使用できません。

  • Oracle異機種間サービス・エージェントでは、共有データベース・リンクはサポートされません。

    注意:

    各ゲートウェイには、前述の一般的な制限事項に加えて、付加的な制限事項が存在する場合があります。製品の制限事項の全リストは、個々のゲートウェイのマニュアルを参照してください。