この章の内容は次のとおりです。
Oracle Application Expressリリース4.2 for Oracle Database 12cの『Oracle Application Expressインストレーション・ガイド』の変更点は次のとおりです。
このリリースの新機能は次のとおりです。
Oracle Database 12cでは、マルチテナント・アーキテクチャが導入されています。
詳細は、「マルチテナント・アーキテクチャの使用」を参照してください。
VARCHAR2、NVARCHAR2およびRAWデータ型のサイズ制限の拡大
VARCHAR2、NVARCHAR2およびRAWデータ型の最大サイズが、4,000文字から32K文字に拡大されました。これらのデータ型に割り当てられるサイズが拡大されたことで、ラージ・オブジェクト(LOB)に切り替える前に、文字データ型に格納できる情報の量が増加しました。これは、簡潔なテキスト・データ型、およびこれらの型の列に索引を作成する機能において特に有効です。
拡大されたサイズ制限をApplication Expressコレクションで使用できるようにするには、/core/collection_member_resize.sql
を実行して、コレクションのVARCHAR2列を4000文字から32767文字に変更する必要があります。
RESTful Webサービス
SQLワークショップで、データベースからRESTful Webサービス・コールを定義できるようになりました。これらの定義をOracle REST Data Services 2.0と組み合せることにより、データベースはWebサービスを単に消費するのではなく、RESTful Webサービスを発行できるようになりました。詳細は、Oracle Application Express SQLワークショップおよびユーティリティ・ガイドのRESTfulサービスの使用に関する説明を参照してください。
RESTfulサービスではOracle REST Data Servicesリリース2.0がインストールされていることが必要です。「RESTfulサービスの構成」を参照してください。
インスタンス管理者は、このApplication Expressインスタンスに対してRESTfulサービスを有効にできます。詳細は、『Oracle Application Express管理ガイド』のSQLワークショップの構成に関する説明を参照してください。