この章では、最初にOracle Database Access C API、特にC言語対応のOCIリレーショナル関数について説明します。
各関数コールの詳細を説明するとともに、使用しているアプリケーションでOCI関数をコールする方法についても説明します。
関連項目:
コード例は、Oracle Databaseのインストールに含まれているデモ・プログラムを参照してください。詳細は、「OCIデモ・プログラム」を参照してください。
この章は、次の項目で構成されています。
OCIリレーショナル関数コールの概要を説明します。
この章および「他のOracle Database Access C API」では、OCIリレーショナル関数コールと、基本OCIにおける関数について説明します。
関連項目:
リターン・コードおよびエラー処理の詳細は、「OCIでのエラー処理」を参照してください
この関数の各パラメータの説明。これにはパラメータのモードが含まれます。パラメータのモードには、表16-1に示す3つの値があります。
表16-1 パラメータのモード
モード | 説明 |
---|---|
IN |
OCIにデータを渡すパラメータ |
OUT |
このコールでOCIからデータを受け取るパラメータ |
IN/OUT |
このコールでデータを渡し、このコールまたは後続のコールからの戻りでデータを受け取るパラメータ |
個々のOCI LOB関数に必要なサーバー・ラウンドトリップ回数を示します。
個々のOCI LOB関数に必要なサーバー・ラウンドトリップ回数を示す表は、「OCI関数のサーバー・ラウンドトリップ」を参照してください。