アプリケーション・プログラムでは、ランタイム・エラーを予測して、そのエラーをリカバリするように対処する必要があります。この章では、エラー・レポートおよびリカバリを詳しく説明します。SQL通信領域(SQLCA)、WHENEVERディレクティブおよびSQLSTATE状態変数を使用して、エラーおよび状態の変化を処理する方法を説明します。さらにOracle通信領域(ORACA)による問題点の診断方法も紹介します。この章のトピックは、次のとおりです:
エラー処理の必要性
エラー処理の代替手段
SQLSTATE状態変数
SQLCODEの宣言について
SQLCAを使用したエラー・レポートの主要コンポーネント
SQL通信領域(SQLCA)の使用
エラー・メッセージの全文の取得について
WHENEVERディレクティブの使用について
SQL文のテキスト取得について
Oracle通信領域(ORACA)の使用について