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Pro*C/C++プログラマーズ・ガイド
12c リリース1(12.1)
B71397-03
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クイック・リファレンス

表10-2は、Pro*C/C++オプションのクイック・リファレンスです。アスタリスクでマークされたオプションはインラインで入力できます。

表10-2 プリコンパイラのオプション

構文 デフォルト 詳細

AUTO_CONNECT={YES | NO}

NO

最初の実行文の前の自動CLUSTER$アカウント接続。

CHAR_MAP={VARCHAR2 | CHARZ | STRING | CHARF} *

CHARZ

文字配列および文字列のマッピング。

CINCR

1

現在の物理接続数がCMAX値より少ない場合、データベースに対してオープンされる物理接続数の次の増分をアプリケーションで設定できるようにします。

CLOSE_ON_COMMIT={YES | NO}

NO

COMMIT時にすべてのカーソルをクローズします。

CODE={ANSI_C | KR_C | CPP}

KR_C

生成されるCコードの種類。

COMP_CHARSET={MULTI_BYTE | SINGLE_BYTE}

MULTI_BYTE

C/C++コンパイラがサポートするキャラクタ・セットの型。

CONFIG=filename

none

ユーザーのプライベート構成ファイル。

CMIN

2

接続プール内の最小物理接続数を指定します。

CMAX

100

データベースに対してオープンできる物理接続の最大数を指定します。

CNOWAIT

未設定を意味する0。

この属性は、プール内の他のすべての物理接続が使用中で、物理接続の合計数がすでに最大値に達している場合に、アプリケーションで繰り返し物理接続を要求する必要があるかどうかを決定します。

CPOOL

NO

このオプションに基づき、プリコンパイラでは、SQLLIBに接続プール機能を有効または無効にするように指示する適切なコードを生成します。

CPP_SUFFIX=extension

none

出力ファイルのデフォルトのファイルの拡張子を指定します。

CTIMEOUT

未設定を意味する0。

指定された期間(秒単位)より長い間アイドル状態になっている物理接続を終了し、オープンされている物理接続数を最適に保ちます。

DBMS={V7 | NATIVE | V8}

NATIVE

互換性(Oracle7、Oracle8、Oracle8i、Oracle9iまたはプリコンパイル時に接続されていたデータベースのバージョン)。

DEF_SQLCODE={YES | NO}

NO

#define SQLCODEに対するマクロを生成します。

DEFINE=name *

none

Pro*C/C++プリコンパイラで使用する名前を定義します。

DURATION={TRANSACTION | SESSION}

TRANSACTION

キャッシュ内のオブジェクトの確保継続時間を設定します。

DYNAMIC={ANSI | ORACLE}

ORACLE

OracleまたはANSI SQLの意味を指定します。

ERRORS={YES | NO}

YES

エラー・メッセージの送り先(NOを指定すると、リスト・ファイルにのみ送られ、端末には送られません)。

ERRTYPE=filename

none

intypeファイル・エラー・メッセージのリスト・ファイル名。

FIPS={NO | SQL89 | SQL2 | YES} *

none

ANSI/ISO非準拠を切り替えるかどうか。

HEADER=extension

none

プリコンパイルされたヘッダー・ファイルのファイル拡張子。

HOLD_CURSOR={YES | NO} *

NO

カーソル・キャッシュがSQL文を処理する方法。

INAME=]filename

none

入力ファイルの名前。

INCLUDE=pathname *

none

EXEC SQL INCLUDE文または#include文のディレクトリ・パス。

INTYPE=filename

none

型情報の入力ファイル名。

LINES={YES | NO}

NO

#lineディレクティブを生成するかどうか。

LNAME=filename

none

リスト・ファイルの名前。

LTYPE={NONE | SHORT | LONG}

none

生成するリスト・ファイルの型(生成する場合)。

MAXLITERAL=10から1024

1024

生成されるCコードの文字列リテラルの最大長(バイト)。

MAXOPENCURSORS=5から255 *

10

同時にキャッシュされるオープン・カーソルの最大数。

MODE={ANSI | ISO | ORACLE}

ORACLE

ANSI/ISOまたはOracleの動作。

NATIVE_TYPES

NO

ネイティブfloat/doubleをサポートします。

NLS_CHAR=(var1,..., varn)

none

マルチバイトの文字変数を指定します。

NLS_LOCAL={YES | NO}

NO

マルチバイト文字の意味を制御します。

OBJECTS={YES | NO}

YES

オブジェクト型をサポートします。

ONAME=]filename

iname.c

出力(コード)ファイルの名前。

ORACA={YES | NO} *

NO

ORACAを使用するかどうか。

PAGELEN=30から256

80

リスト・ファイルのページ長。

PARSE={NONE | PARTIAL | FULL}

FULL

Pro*C/C++で(Cパーサーで).pcソース・コードが解析されるかどうか。

PLAN_BASELINE={module_name |YES |NO}

NO

モジュール名を指定してSQL計画ベースラインを作成します。

PLAN_PREFIX={prefix_name| none}

none

計画名が30バイト以内であることを確認します。

PLAN_RUN={YES | NO}

NO

生成されたSQLファイルを実行します。

PLAN_FIXED={YES | NO}

YES

作成した計画ベースラインが固定であるか、非固定であるかを指定します。

PLAN_ENABLED={YES | NO}

YES

作成される計画ベースラインを有効にします。

MEMFORPREFETCH=0から4294967294

none

指定メモリーに格納する行をプリフェッチすることで問合せを高速化します。

PREFETCH=0から65535

1

一定数の行をプリフェッチして、問合せを高速化します。

RELEASE_CURSOR={YES | NO} *

NO

カーソル・キャッシュからのカーソルの解放を制御します。

SELECT_ERROR={YES | NO} *

YES

SELECTエラーのフラグ付け。

SQLCHECK={SEMANTICS | SYNTAX} *

SYNTAX

プリコンパイル時のSQLチェック量。

SYS_INCLUDE=pathname

none

iostream.hなどのシステム・ヘッダー・ファイルがあるディレクトリ。

THREADS={YES | NO}

NO

マルチスレッド・アプリケーションを指定します。

TYPE_CODE={ORACLE | ANSI}

ORACLE

動的SQLのOracleまたはANSI型コードの使用方法。

UNSAFE_NULL={YES | NO}

NO

UNSAFE_NULL=YESと指定するとORA-01405メッセージが使用されなくなります。

USERID=username/password[@dbname]

none

username/password[@dbname]接続文字列

UTF16_CHARSET={NCHAR_CHARSET | DB_CHARSET}

NCHAR_CHARSET

UNICODE(UTF16)で使用されるキャラクタ・セットの書式を指定します。

VARCHAR={YES | NO}

NO

暗黙的VARCHAR構造体の使用を許可するかどうか。

VERSION={ANY | LATEST | RECENT} *

RECENT

どのバージョンのオブジェクトを戻すか。