代入文は、データ項目の値を有効な値に設定します。
ここでのトピック
構文
assignment_statement_target ::=
placeholder ::=
セマンティクス
assignment_statement
expression
assignment_statement_target
に代入される値を持つ式。
expression
とassignment_statement_target
のデータ型には互換性が必要です。
注意:
同じ型の要素を持つコレクションは、同じデータ型ではない場合もあります。コレクション型の定義の構文は、「コレクション変数の宣言」を参照してください。
assignment_statement_target
expression
の値が代入されるデータ項目。
collection_variable
コレクション変数の名前。
index
collection_variable
の要素の索引。index
を省略すると、コレクション変数全体が代入文のターゲットになります。
index
は、データ型PLS_INTEGER
またはPLS_INTEGER
に暗黙的に変換可能なデータ型を持つ数式である必要があります(後者の詳細は「PLS_INTEGERの事前定義のサブタイプ」を参照してください)。
cursor_variable
カーソル変数の名前。
:host_cursor_variable
PL/SQLホスト環境で宣言され、バインド変数としてPL/SQLに渡されるカーソル変数の名前。コロン(:)とhost_cursor_variable
の間に空白は入れないでください。
ホスト・カーソル変数のデータ型は、PL/SQLカーソル変数の戻り型と互換性があります。
object
抽象データ型(ADT)のインスタンスの名前。
attribute
object
の属性の名前。attribute
を省略すると、ADT全体が代入文のターゲットになります。
out_parameter
代入文が使用されているサブプログラムの仮パラメータOUT
またはIN
OUT
の名前。
record_variable
レコード変数の名前。
field
record_variable
のフィールドの名前。field
を省略すると、レコード変数全体が代入文のターゲットになります。
scalar_variable
PL/SQLスカラー変数の名前。
placeholder
:host_variable
PL/SQLホスト環境で宣言され、バインド引数としてPL/SQLに渡される変数の名前。コロン(:)とhost_variable
の間に空白は入れないでください。
:indicator_variable
PL/SQLホスト環境で宣言され、バインド変数としてPL/SQLに渡される標識変数の名前。(標識変数は、関連付けられたホスト変数の値または条件を示します。たとえば、Oracleプリコンパイラ環境では、標識変数を使用して出力ホスト変数内のNULLや切り捨てられた値を検出できます。)host_variable
とコロン(:)の間またはコロンとindicator_variable
の間に空白は入れないでください。正しい場合を次に示します。
:host_variable:indicator_variable