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Oracle® Database Net Servicesリファレンス
12cリリース1 (12.1)
B71289-04
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A このリリースのサポート対象外の機能

この付録では、Oracle Net Servicesでのサポート対象外の機能について説明します。

この付録では、次の項目について説明します。

サポート対象外機能の概要

次の項では、Oracle Databaseでサポート対象外となった機能と構成ファイルについて説明します。これはOracle Databaseの構成および使用を簡素化するためのものです。

Oracle Net接続プーリング

Oracle Database 12c リリース1(12.1)では、Oracle Net接続プーリングがサポートされなくなりました。これはOracle Database 11gで非推奨になっています。


関連項目:

My Oracle Supportノート1469466.1

Oracle Names

Oracle Namesは、Oracle Database 11g からネーミング・メソッドとしてサポートされていません。ディレクトリ・ネーミングに移行する必要があります。


関連項目:

ディレクトリ・ネーミングへの移行方法の詳細は、『Oracle Database Net Services管理者ガイド』を参照してください。

Oracle Net Listenerパスワード

Oracle Database 12c リリース1(12.1)では、Oracle Net Listenerパスワード機能がサポートされなくなりました。認証はローカル・オペレーティング・システムの認証機能によって実施されるため、セキュリティが失われることはありません。

サポートされないパラメータ

表A-1で、このリリースでサポートされていないネットワーク・パラメータについて説明します。

表A-1 サポート対象外のネットワーク・パラメータ

ファイル パラメータ 説明 サポートされた最終リリース

sqlnet.ora

SQLNET.KERBEROS5_CONF_MIT

このパラメータは、MIT Kerberos構成形式が使用されることを指定するために使用されました。Oracle Database 12c リリース1(12.1)から、現行のMIT Kerberos構成のみがサポートされます。

11.2

sqlnet.ora

SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION

このパラメータは、SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_CLIENTSQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_SERVERに分割されました。

関連項目: 「SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_CLIENT」および「SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_SERVER」

11.2


サポート対象外の制御ユーティリティ・コマンド

表A-2で、このリリースでサポートされていない制御ユーティリティ・コマンドについて説明します。

表A-2 サポート対象外のネットワーク制御ユーティリティ・コマンド

制御ユーティリティ コマンド 説明 サポートされた最終リリース

Oracle Names制御ユーティリティ

すべてのコマンド

Oracle Namesはサポートされていません。

9.2


サポート対象外または非推奨のプロトコル

表A-3は、Oracle Database 12c からサポート対象外または非推奨となったプロトコルについて説明しています。

表A-3 サポート対象外のプロトコル

プロトコル 説明 サポートされた最終リリース

ドメイン認証用のNT LAN Manager (NTLM)プロトコル

NTLMドメイン認証は、Oracle Windowsアダプタから非推奨とされています。NTSアダプタには、Kerberos認証のみが使用されます。

NTLMは、ローカル・ユーザー認証の他、データベース・サービスがローカル・ユーザーとして実行されている場合にも、まだ使用されています。

11.2