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Oracle® Data Provider for .NET開発者ガイド
12c リリース1(12.1)
B72971-07
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OracleNotificationEventArgsクラス

OracleNotificationEventArgsクラスでは、通知にイベント・データを提供します。

クラスの継承

System.Object

  System.EventArgs

    Oracle.DataAccess.Client.OracleNotificationEventArgs

宣言

// C#
public sealed class OracleNotificationEventArgs

要件

プロバイダ ODP.NET管理対象外ドライバ ODP.NET管理対象ドライバ
アセンブリ Oracle.DataAccess.dll Oracle.ManagedDataAccess.dll
ネームスペース Oracle.DataAccess.Client Oracle.ManagedDataAccess.Client
.NET Framework 3.5, 4.0, 4.5 4.0, 4.5

.NETストアド・プロシージャではサポートされません

スレッド安全性

パブリック静的メソッドはスレッドセーフですが、メソッドではスレッド安全性は保証されません。

OracleNotificationEventArgsメンバー

OracleNotificationEventArgsメンバーは次の表にリストされています。

OracleNotificationEventArgs静的フィールド

OracleNotificationEventArgs静的フィールドを、表9-18にリストします。

表9-18 OracleNotificationEventArgs静的フィールド

静的フィールド 説明

Empty

System.EventArgsからの継承


OracleNotificationEventArgs静的メソッド

OracleNotificationEventArgs静的メソッドを、表9-19にリストします。

表9-19 OracleNotificationEventArgs静的メソッド

静的メソッド 説明

Equals

System.Objectからの継承


OracleNotificationEventArgsプロパティ

OracleNotificationEventArgsプロパティを、表9-20にリストします。

表9-20 OracleNotificationEventArgsプロパティ

プロパティ 説明

Details


現行の通知に関する詳細情報を含みます

Info


通知のデータベース・イベントを示します

ResourceNames


現行の通知に関連するデータベース・リソースを示します

Source


通知のデータベース・イベント・ソースを戻します

Type


通知のデータベース・イベント・タイプを戻します


OracleNotificationEventArgsメソッド

OracleNotificationEventArgsメソッドを、表9-21にリストします。

表9-21 OracleNotificationEventArgsメソッド

メソッド 説明

Equals

System.Objectからの継承

GetHashCode

System.Objectからの継承

GetType

System.Objectからの継承

ToString

System.Objectからの継承


OracleNotificationEventArgs静的フィールド

OracleNotificationEventArgs静的フィールドを、表9-22にリストします。

表9-22 OracleNotificationEventArgs静的フィールド

静的フィールド 説明

Empty

System.EventArgsからの継承


OracleNotificationEventArgs静的メソッド

OracleNotificationEventArgs静的メソッドを、表9-23にリストします。

表9-23 OracleNotificationEventArgs静的メソッド

静的メソッド 説明

Equals

System.Objectからの継承


OracleNotificationEventArgsプロパティ

OracleNotificationEventArgsプロパティを、表9-24にリストします。

表9-24 OracleNotificationEventArgsプロパティ

プロパティ 説明

Details


現行の通知に関する詳細情報を含みます

Info


通知のデータベース・イベントを示します

ResourceNames


現行の通知に関連するデータベース・リソースを示します

Source


通知のデータベース・イベント・ソースを戻します

Type


通知のデータベース・イベント・タイプを戻します


Details

このプロパティには、現行の通知に関する詳細情報が含まれます。

宣言

// C#
Public DataTable Details{get;}

プロパティ値

現行の通知に関する詳細情報を含んだDataTableインスタンス

備考

戻されたDataTableオブジェクトには、表9-25に示すように現行通知の列データが順番に含まれます。

表9-25 DataTableオブジェクトの列データ

名前 Type 説明

ResourceName

System.String

<Schema_name>.<object_name>の書式で表された無効なオブジェクトのリソース名

Info

OracleNotificationInfo

リソース上で発生するデータベース・イベントに関する情報

Rowid

System.String

無効な表の行の行ID

QueryId

Int32

CHANGE_NOTIFICATION_QUERY_ID


QueryId列には、問合せベース通知の際にSELECT文で取得された疑似列に相当するCHANGE_NOTIFICATION_QUERY_IDが含まれます。また、OracleDependencyオブジェクトは登録されているすべてのCHANGE_NOTIFICATION_QUERY_IDを保持します。

連続問合せ通知の場合

  • Detailsプロパティは、データ表の通知にある、各無効化オブジェクトの変更を示します。

  • ROWID情報が要求されると、ROWID情報がROWID列に作成されます。ただし、多くの行が表内で変更されると、表全体が無効化し、ROWID情報は提供されません。このため、ROWID行にはすべてのNull値が含まれます。

  • データベース・イベントが表のDDL変更または表の削除に関連している場合、Rowid列はNullに設定されます。

Info

このプロパティは、通知のデータベース・イベントを示します。

宣言

// C#
public OracleNotificationInfo Info{get;}

プロパティ値

通知のデータベース・イベントを示すOracleNotificationInfo

備考

OracleNotificationInfo値は列挙型です。無効化メッセージから複数のイベントを受信する場合、Infoプロパティはデータベース・イベントに関連付けられたOracleNotificationInfo列挙値の1つに設定されます。たとえば、ある表が変更され、別の表に新しい行が挿入されている場合、InfoプロパティはOracleNotificationInfo.AlterededまたはOracleNotificationInfo.Insertのいずれかに設定されます。

無効化メッセージから詳細情報を取得するには、DetailsおよびResourceNamesプロパティを使用します。

ResourceNames

このプロパティは、現行の通知に関連するデータベース・リソースを示します。

宣言

// C#
public string[] ResourceNames{get;}

プロパティ値

現行の通知に関連するデータベース・リソースを示す文字列配列

備考

連続問合せ通知の場合、ResourceNamesプロパティには無効化オブジェクト名が<schema_name>.<object _name>の書式で含まれます。無効化オブジェクトの変更に関する詳細情報を取得するには、Detailsプロパティを使用します。

Source

このプロパティでは、通知のデータベース・イベント・ソースを戻します。

宣言

// C#
public OracleNotificationSource Source{get;}

プロパティ値

通知のOracleNotificationSource

備考

OracleNotificationSource値は列挙型です。通知メッセージから複数のイベント・ソースを受信する場合、Sourceプロパティはデータベース・イベント・ソースに関連するOracleNotificationSource列挙値の1つに設定されます。たとえば、(ALTER TABLEコマンドにより)表が変更され、同じ表に新しい行が挿入されている場合、SourceプロパティはOracleNotificationSource.ObjectまたはOracleNotificationSource.Dataのいずれかに設定されます。

連続問合せ通知の場合

  • SourceプロパティがOracleNotificationSource.Dataに設定されている場合

    • Infoプロパティは、次のいずれかに設定されます。

      • OracleNotificationInfo.Insert

      • OracleNotificationInfo.Delete

      • OracleNotificationInfo.Update

    • ResourceNamesプロパティが設定され、要素は無効化オブジェクト名に設定されます。

    • Detailsプロパティには、無効化された各表の変更に関する詳細情報が含まれます。

  • SourceプロパティがOracleNotificationSource.Databaseに設定されている場合

    • Infoプロパティは、次のいずれかに設定されます。

      • OracleNotificationInfo.Startup

      • OracleNotificationInfo.Shutdown

      • OracleNotificationInfo.Shutdown_Any

      • OracleNotificationInfo.Dropped

  • SourceプロパティがOracleNotificationSource.Objectに設定されている場合

    • Infoプロパティは、OracleNotificationInfo.AlteredまたはOracleNotificationInfo.Droppedのいずれかに設定されます。

    • ResourceNamesプロパティが設定され、ResourceNamesプロパティの配列要素は、変更または削除されたオブジェクト名に設定されます。

    • Detailsプロパティには、オブジェクトの変更に関する詳細情報が含まれます。

  • SourceプロパティがOracleNotificationSource.Subscriptionに設定されている場合

    • Infoプロパティは、次の値に設定されます。

      • OracleNotificationInfo.End

Type

このプロパティでは、通知のデータベース・イベント・タイプを戻します。

宣言

// C#
public OracleNotificationType Type{get;}

プロパティ値

データベース・イベント通知のタイプを表すOracleNotificationType列挙値

備考

OracleNotificationType値は列挙型です。通知メッセージから複数のイベント・ソースを受信する場合、Typeプロパティはデータベース・イベント・タイプに関連するOracleNotificationType列挙値の1つに設定されます。

OracleNotificationEventArgsメソッド

OracleNotificationEventArgsメソッドを、表9-26にリストします。

表9-26 OracleNotificationEventArgsメソッド

メソッド 説明

Equals

System.Objectからの継承

GetHashCode

System.Objectからの継承

GetType

System.Objectからの継承

ToString

System.Objectからの継承