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Oracle® Label Security管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
E56367-02
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『Oracle Label Security管理者ガイド』のこのリリースの変更

この章の内容は次のとおりです。

Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.2)での変更点

Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.2)の『Oracle Label Security管理者ガイド』の変更点は、次のとおりです。

この項の内容は次のとおりです。

新機能

この項の内容は次のとおりです。

OLS_LABEL_DOMINATESファンクション

このリリースの新機能は、SA_UTL.DOMINATESファンクションを置き換えるスタンドアロンOLS_LABEL_DOMINATESファンクションです。

詳細は、「OLS_LABEL_DOMINATESスタンドアロン・ファンクション」を参照してください。

非推奨となった機能

この項の内容は次のとおりです。

SA_UTL.DOMINATESファンクション

次のスタンドアロン・ファンクションは今回のリリースで非推奨となり、今後のリリースではサポートされない可能性があります。

次の構文を使用するSA_UTL.DOMINATES:

FUNCTION DOMINATES (
  ols_policy_name  IN VARCHAR2,
  label            IN VARCHAR2) 
RETURN BOOLEAN

NUMBERデータ型を使用するSA_UTL.DOMINATESファンクションは非推奨ではありません。

Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.1)での変更点

Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.1)の『Oracle Label Security管理者ガイド』の変更点は、次のとおりです。

この項の内容は次のとおりです。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

Oracle Database Release 12c (12.1)のアップグレードおよびダウングレード要件

Oracle Label Securityには、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)からのアップグレードおよびOracle Database 12cリリース1 (12.1)へのダウングレードに特定の要件があります。

詳細は、「Oracle Label Securityのアップグレードおよびダウングレード」を参照してください。

Oracle Label SecurityおよびOracleマルチテナント・オプション

Oracle Databaseリリース12.1には、1つ以上のプラガブル・データベース(PDB)をマルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)に接続できるOracleマルチテナント・オプションが導入されています。

Oracle Label SecurityはCDBで使用できます。各PDBには、ポリシー、ラベル、ユーザー認証などの独自のLabel Securityメタデータがあります。また、任意の子のPDBでLBACSYSスキーマ内のオブジェクトを自動的に利用できます。LBACSYSスキーマは共通ユーザー・スキーマです。

詳細は、「マルチテナント環境におけるOracle Label Security統合」を参照してください。

Oracle Label Securityインストールの簡略化

Oracle Label Securityは、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)でデフォルトでインストールされ、インストール・プロセスを簡単にします。高度なインストールを実行する必要はなく、「Oracle Label Security」チェック・ボックスを選択します。

詳細は、「Oracle Label Securityを無効にする必要がある場合」を参照してください。

統合監査証跡とOracle Label Security

Oracle Database 12cリリース1 (12.1)は、統合監査証跡を使用して、Oracle Label Securityなどの様々な監査ソースから情報を取得します。OLSの監査は、監査ポリシーを使用して構成されます。12cリリース1 (12.1)のOLS監査により、OLSポリシーの有効化や無効化などの追加のイベントを監査できます。

データベースを12cリリース1 (12.1)にアップグレードし、統合監査を使用するように構成していない場合は、12cより前のOLS監査を使用する必要があります。

詳細は、「Oracle Label Securityでの監査」を参照してください。

関連項目:

統合監査を使用するようにアップグレード後のデータベースを構成する手順は、『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』を参照してください。移行後に、統合監査ポリシーを作成できます。『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください。

簡略化されたOracle Label Securityメタデータのエクスポートおよびインポート

Oracle Database 12cリリース1 (12.1)以降、完全なデータベース・エクスポートおよびインポート操作を実行するときに、LBACSYSスキーマにあるOracle Label Securityのメタデータを含めることができます。ソース・データベースは、Oracle Database 11gリリース2 (11.2.0.3)以上に対応しますが、ターゲット・データベースはOracle Database 12cリリース1 (12.1)以上である必要があります。

詳細は、「Oracle Label SecurityでのDBAファンクションの実行」を参照してください。

非推奨となった機能

次のスタンドアロン・ファンクションは今回のリリースで非推奨となり、今後のリリースではサポートされない可能性があります。

その他の変更

このリリースでの追加変更は次のとおりです。