この章の内容は次のとおりです。
リリース1.2の『Oracle R Enterpriseユーザーズ・ガイド』での変更内容は次のとおりです。
このリリースでの新機能は次のとおりです。
Oracle Database 12cリリース1(12.1)のサポート。
Oracle Universal Installerによって、Oracle R Enterpriseサーバーのインストールに必要なファイルがダウンロードされます。「Oracle Universal Installerの使用(サーバーのみ)」を参照してください。
Rモデル用のore.predictにより、データベースに格納されているデータでRモデルを使用して予測を実行できます。
Oracle R Enterprise 1.1の『Oracle R Enterpriseユーザーズ・ガイド』での変更内容は次のとおりです。
このリリースでの新機能は次のとおりです。
Solarisのサポート: Oracle R DistributionおよびOracle R Enterpriseは、64-bit SPARCと64-bit x386(Intel)の両方のプロセッサのSolaris 10以降でサポートされています。
AIXのサポート: Oracle R DistributionおよびOracle R Enterpriseは、IBM AIX 5.3以降(64-Bit)でサポートされています。
Rの数学ライブラリの向上
Oracle R EnterpriseでIntel Math Kernel Library (MKL)とAMD Core Math Library (ACML)のいずれかを動的に選択するためのサポートによって向上したOracle R Distributionを使用できるようになりました。
向上した数学ライブラリは、Solarisに対してはサポートされていません。
Windows上で稼働するサーバー
Oracle R Enterpriseサーバーは、64-bitおよび32-bitのWindowsオペレーティング・システムで稼働するようになりました。
Oracleウォレットのサポート
Rスクリプトで、クリア・テキストのデータベース認証資格証明を使用する必要がなくなりました。そのために、Oracle R EnterpriseがOracleウォレットと統合されています。
向上したインストール
インストール・スクリプトは、より多くの前提条件チェックおよび詳細なエラー・メッセージにより、向上しました。エラー・メッセージが、解決するためのアクションに関する具体的な説明を提供します。