欠落しているディスクまたは欠落している障害グループがある場合、FORCE
オプションを使用してディスク・グループをマウントします。FORCE
オプションにより、不要なリバランス操作を行わずにASM_DISKSTRING
の不正な値などの構成エラーを修正します。マウントするときにディスクが使用できなかった場合、FORCE
オプションでマウントされたディスク・グループには1つ以上のオフラインのディスクがあります。DISK_REPAIR_TIME
値で設定された時間の期限が切れる前に、正しいアクションを実行してそれらのデバイスをリストアする必要があります。ディスクの修復時間内にこれらのディスクをリストアして、オンラインに戻すことができないと、Oracle ASMはディスク・グループからディスクを自動的に削除します。このためには、ディスク・グループの全ファイルの冗長性をリストアするリバランス操作が必要です。FORCE
オプションを使用してディスクをマウントするには次の手順を実行します。
Oracle ASMの「ホーム」ページから、「ディスク・グループ」タブをクリックします。
修復する必要のあるディスクを含むディスク・グループを選択して、「ディスマウント」をクリックします。「ディスマウント」確認ダイアログで「OK」をクリックします。「ディスク・グループ」の「ホーム」ページの「状態」列に、ステータスDISMOUNTED
が表示されます。
ディスク・グループのディスクに必要な修復を行います。
マウントを強制するディスクの横にある「選択」列のボックスを選択して、「マウント」をクリックします。
ディスク・マウントの「確認」ダイアログで、「拡張オプションの表示」リンクをクリックします。
マウント強制の確認ダイアログで、「強制」オプションを選択して「はい」をクリックします。「いいえ」をクリックしてマウント強制操作を取り消し、「SQL表示」をクリックして、Oracle Enterprise Managerがマウント強制操作の実行に使用するSQLを確認することもできます。