Oracle Clusterware環境でOracle ASMフィルタ・ドライバを構成解除するには、次の手順を実行します。
Oracle ASMFDの構成解除後、Oracle ASMがディスク・デバイスを検出できるように、Oracle ASMディスク検出文字列を更新します。
Oracle ASMディスク検出文字列の更新の詳細は、「Oracle ASMフィルタ・ドライバ・ディスク用のOracle ASMのASM_DISKSTRINGパラメータの更新」を参照してください。
Oracle Grid Infrastructure所有者として、任意のノードで次のコマンドを実行し、クラスタ内のノードおよびノード・ロールをリストします。
$ $ORACLE_HOME/bin/olsnodes -a
各ハブ・ノードで、ローリング・モードまたは非ローリング・モードのいずれかで次を実行します。
root
ユーザーとしてログインし、Oracle Grid Infrastructureを停止します。
# $ORACLE_HOME/bin/crsctl stop crs
コマンドでエラーが戻された場合、次のようにOracle Grid Infrastructureを強制的に停止します。
# $ORACLE_HOME/bin/crsctl stop crs -f
root
として、Oracle ACFSカーネル・モジュールを停止し、信頼性が最も高い停止を確実に実行します。
# $ORACLE_HOME/bin/acfsload stop
acfsload
コマンドの詳細は、「acfsload」を参照してください。
root
として、Oracle ASMFDを構成解除します。
# $ORACLE_HOME/bin/asmcmd afd_deconfigure
root
として、Oracle ACFSカーネル・モジュールを開始します。
# $ORACLE_HOME/bin/acfsload start
acfsload
コマンドの詳細は、「acfsload」を参照してください。
root
として、ノードのOracle Clusterwareスタックを開始します。
# $ORACLE_HOME/bin/crsctl start crs
Oracle Grid Infrastructure所有者として、Oracle ASMFDのステータスを確認します。
$ $ORACLE_HOME/bin/asmcmd afd_state
Oracle ASMフィルタ・ドライバの状態の確認の詳細は、「Oracle ASMフィルタ・ドライバが構成されているかどうかの判別」を参照してください。
Oracle Grid Infrastructure所有者として、Oracle ASMFDパスを削除するようにOracle ASM検出文字列を更新します。
$ $ORACLE_HOME/bin/asmcmd dsget
$ $ORACLE_HOME/bin/asmcmd dsset old_diskstring
Oracle ASMディスク検出文字列の現在の値を確認してから、値を更新します。old_diskstring
の値は、AFD:
(Oracle ASMFD)パスで更新する前の古いディスク検出文字列値です。
Oracle ASM検出文字列の更新の詳細は、「Oracle ASMフィルタ・ドライバ・ディスク用のOracle ASMのASM_DISKSTRINGパラメータの更新」を参照してください。
Oracle ASMフィルタ・ドライバ検出のディスク検出文字列の更新の詳細は、「Oracle ASMフィルタ・ドライバのAFD_DISKSTRINGパラメータの更新」を参照してください。