システムで最新のOracle ASM機能を使用するには、ディスク・グループのディスクの互換性の値を指定します。
注意:
ディスク・グループの互換性の値の設定を元に戻すことはできません。
ASMの互換性
Oracle ASMインスタンスがこのディスク・グループをマウントするのに必要な最小ソフトウェア・バージョンの値を指定します。
データベースの互換性
Oracle ASMの互換性の値以下の値を指定します。これは、ディスク・グループのファイルを使用するためにデータベース・インスタンスに必要な最小ソフトウェア・バージョンです。使用するデータベースの互換性の値がOracle ASMの互換性より大きいと、エラーが表示されます。
注意:
ローリング移行状態にあるOracle ASMクラスタのデータベースの互換性を変更することはできません。
ASMボリューム
Oracle ASM動的ボリューム・マネージャ(Oracle ADVM)機能を使用する場合は、11.2以上の値を指定します。Oracle ADVMを有効にするには、ディスク・グループのASM
互換性を11.2
以上に設定する必要があります。また、サポートする環境にOracle ADVMボリューム・ドライバをロードしておく必要があります。
ディスク・グループの互換性属性の詳細は、「ディスク・グループの互換性」を参照してください。