asmcmdコマンドで-vオプションを指定すると、ユーザーが問題を診断するのに役立ついくつかのコマンドとともに追加情報を表示できます。次に例を示します。
$ asmcmd -v debug
asmcmd操作中はログインする必要があるというメッセージが表示される場合、メッセージはalert.logファイルまたはtrace.trcファイルに書き込まれます。
asmcmdが、-v errors、-v warning、または-v normalの表示レベルで開始されたときにalert.logファイルが作成または更新されました。asmcmdが、-v infoまたは-v debugの表示レベルで開始されたときにtrace.trcファイルが作成または更新されました。
デフォルトでは、alert.logは、$ORACLE_HOME/log/diag/asmcmd/user_username/hostname/alert/ディレクトリで作成されたファイルです。デフォルトでは、trace.trcファイルは、$ORACLE_HOME/log/diag/asmcmd/user_username/hostname/trace/ディレクトリで作成されます。
特定の状況では、$ORACLE_BASEと$ORACLE_HOMEは、alert.logファイルとtrace.trcファイルのデフォルト場所を上書きするように設定できます。