Oracle ASMディスク・グループの整合性をチェックする場合、Oracle Enterprise Managerはディスク・グループのすべてのメタデータに対して整合性チェックを行います。Oracle ASMでエラーが検出されると、エラーの詳細がアラート・ログに保存されます。ディスク・グループをチェックするには、次の手順を実行します。
「ディスク・グループ」ページで、リストのディスク・グループを選択し、「チェック」をクリックします。
ディスク・グループのチェック操作の確認ダイアログが表示されます。
図7-12 Oracle Automatic Storage Managementのディスク・グループのチェックの確認ダイアログ
ディスク・グループの非一貫性に関する情報のみをアラート・ログに記録する場合、「チェック(修復なし)」を選択します。この操作では、Oracle ASMはエラーを解決しません。ディスク・グループの整合性のチェック中にOracle Enterprise Managerが特定したエラーを修復する場合、「チェック(修復あり)」を選択します。
「はい」をクリックしてディスク・グループのチェック操作を開始するか、または「いいえ」をクリックしてこの操作を取り消します。「SQL表示」を選択して、ディスク・グループのチェック操作で使用するSQL文を確認することもできます。チェック操作をコマンドで実行するには「OK」をクリックします。ジョブをスケジュールするには、「ジョブのスケジュール」をクリックします。必要に応じて、ジョブ名と説明の変更や再入力が可能です。また、ホストの資格証明を入力し、必要に応じて「即時」や「後で」を選択して日時を変更することにより、スケジュール・オプションを入力します。「OK」をクリックしてジョブをスケジュールするか、または「取消」をクリックしてジョブの作成プロセスを終了します。