Oracle RACで使用可能なJavaベースのすべてのツールとユーティリティは、ツールまたはユーティリティと同じ名前のスクリプトを実行してコールします。クラスタ検証ユーティリティ(CVU)、Database Configuration Assistant (DBCA)、Net Configuration Assistant (NETCA)、サーバー制御ユーティリティ(SRVCTL)、Global Services Daemon (GSD)などがあります。たとえば、DBCAを実行するには、コマンドdbca
を入力します。
Oracle Databaseでは、デフォルトでDBCAおよびDatabase Upgrade Assistant(DBUA)のトレースが有効になっています。CVU、GSDCTLおよびSRVCTLの場合は、SRVM_TRACE
環境変数をTRUE
に設定すると、Oracle Databaseでトレースを生成できます。トレースはログ・ファイルに書き込まれます。たとえば、DBCAおよびDBUAの場合、トレースはそれぞれOracle home
/cfgtoollogs/dbca
およびOracle home
/cfgtoollogs/dbua
内のログ・ファイルに書き込まれます。