サーバー・プールは、データベース・サービスまたはアプリケーション・サービスを提供するサーバーのグループにクラスタを論理的に割り当てます。サーバー・プールのプロパティは、これらのデータベースおよびアプリケーションのスケーラビリティおよび可用性を制御します。各サーバー・プールは最小サイズおよび最大サイズを使用して構成でき、これによって、スケーラビリティが決まります。Oracle Clusterwareは、サーバー・プール間の可用性を管理し、個々のサーバー・プールの重要度の値を構成することによって可用性をさらに調整できます。
サーバーは名前によってサーバー・プールに割り当てられるのではなく、番号によって割り当てられます。したがって、任意のデータベースを実行するように任意のサーバーを構成する必要があります。たとえば、異機種サーバーやストレージ接続のためにサーバーを構成できない場合は、サーバー・カテゴリ定義を使用してサーバー・プールのメンバーシップ適格性を判別することによってサーバーを制限できます。
関連項目:
サーバー・プールの作成および管理の詳細は、『Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください。