RMANのRESTORE
およびRECOVER
コマンドを使用すると、次に示す3段階のリカバリ・プロセスが自動的にパラレル化されます。
データ・ファイルのリストア
データ・ファイルをリストアする場合、RMANのリカバリ・スクリプトに割り当てられているチャネル数によって、RMANが使用するパラレル化が効果的に設定されます。たとえば、5つのチャネルを割り当てると、最大5つのパラレル・ストリームでデータ・ファイルをリストアできます。
増分バックアップの適用
同様に、増分バックアップを適用する場合、割り当てるチャネル数によって潜在的なパラレル化が決定されます。
アーカイブREDOログの適用
RMANでは、アーカイブREDOログの適用はパラレルに実行されます。Oracle Databaseでは、使用可能なCPUリソースに基づいて最適な並列度が自動的に選択されます。