高可用性VIP (HAVIP) (高可用性NFSエクスポートに使用)をクラスタに追加します。
注意:
このコマンドはOracle Clusterwareでのみ使用可能です。
srvctl add havip
コマンドは、次の構文で使用します。
srvctl add havip -id id -address {host_name | ip_address} [-netnum network_number] [-description text] [-skip] [-homenode node_name]
表A-9 srvctl add havipのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
-id havip_name
|
HAVIPリソースの一意のIDを指定します。 |
-address { |
作成するHAVIP用のホスト名またはIPv4 IPアドレスを指定します。 注意: 非DHCPで非ラウンド・ロビンDNSアドレスを使用して、IPv4 IPアドレスを構成する必要があります。 |
-netnum network_number
|
必要に応じて、HAVIPが依存するネットワーク・リソースを指定できます。このパラメータのデフォルト値は1です。 |
-description text
|
必要に応じて、HAVIPのテキスト説明を指定できます。 |
-skip |
必要に応じて、このパラメータを指定して、IPアドレスの到達可能性の確認をスキップできます。 |
-homenode node_name
|
必要に応じて、優先ノードまたは空の文字列を指定して、ホーム・ノードをクリアできます。 |
使用上の注意
LinuxおよびUNIXプラットフォームで、root
ユーザーとしてこのコマンドを実行する必要があります。
HAVIPのアドレスは、作成されたネットワークと同じサブネットである必要があります。
IPv6アドレスの使用はサポートされていません。