一度インターコネクトが動作可能になると、インターコネクトのパフォーマンスを大きく変更することはできません。ただし、プロセス間通信(IPC) のバッファ・サイズを調整することで、インターコネクト・プロトコルの効率を変更できます。
Oracle Cluster Registry(OCR)には、システムのインターコネクト情報が格納されます。Oracle Interface Configuration(OIFCFG)コマンドライン・ユーティリティoifcfg getif
コマンドまたはOCRDUMPユーティリティを使用して、使用しているインターコネクトを特定します。その後、OIFCFGコマンドを実行して、使用しているインターコネクトを変更できます。
関連項目:
IPCバッファ・サイズの調整の詳細は、ベンダー固有のインターコネクトのドキュメントを参照してください。
OIFCFGおよびOCRDUMPユーティリティの有効化および使用の詳細は、『Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください。
CLUSTER_INTERCONNECTS
パラメータを設定する必要はほとんどありませんが、次の例に示すように、このパラメータを使用して、プライベート・ネットワークIPアドレスまたはNICを割り当てることができます。
CLUSTER_INTERCONNECTS=10.0.0.1
オペレーティング・システム固有のベンダーIPCプロトコルを使用している場合は、トレース情報からIPアドレスが判明しない場合があります。
注意:
OIFCFGコマンドを使用しても、プライベート・ネットワークまたはプライベートIPアドレスを割り当てることができます。
関連項目:
CLUSTER_INTERCONNECTS
パラメータの詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。