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Oracle® Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71323-07
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インターコネクト処理への影響

一度インターコネクトが動作可能になると、インターコネクトのパフォーマンスを大きく変更することはできません。ただし、プロセス間通信(IPC) のバッファ・サイズを調整することで、インターコネクト・プロトコルの効率を変更できます。

Oracle Cluster Registry(OCR)には、システムのインターコネクト情報が格納されます。Oracle Interface Configuration(OIFCFG)コマンドライン・ユーティリティoifcfg getifコマンドまたはOCRDUMPユーティリティを使用して、使用しているインターコネクトを特定します。その後、OIFCFGコマンドを実行して、使用しているインターコネクトを変更できます。

関連項目:

  • IPCバッファ・サイズの調整の詳細は、ベンダー固有のインターコネクトのドキュメントを参照してください。

  • OIFCFGおよびOCRDUMPユーティリティの有効化および使用の詳細は、『Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください。

CLUSTER_INTERCONNECTSパラメータを設定する必要はほとんどありませんが、次の例に示すように、このパラメータを使用して、プライベート・ネットワークIPアドレスまたはNICを割り当てることができます。

CLUSTER_INTERCONNECTS=10.0.0.1

オペレーティング・システム固有のベンダーIPCプロトコルを使用している場合は、トレース情報からIPアドレスが判明しない場合があります。

注意:

OIFCFGコマンドを使用しても、プライベート・ネットワークまたはプライベートIPアドレスを割り当てることができます。

関連項目:

CLUSTER_INTERCONNECTSパラメータの詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。