srvctl relocate database
コマンドは、ノード間でのOracle RAC One Nodeデータベースの再配置を開始します。このコマンドは、再配置失敗後のクリーンアップも行います。
srvctl relocate database
コマンドは、Oracle RAC One Nodeデータベースの再配置にのみ使用できます。
srvctl relocate database
コマンドは、次の構文モデルの1つで使用します。
srvctl relocate database -db db_unique_name [-node target_node] [-timeout timeout] [-stopoption NORMAL] [-verbose] srvctl relocate database -db db_unique_name -abort [-revert] [-verbose]
表A-112 srvctl relocate databaseのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
-db db_unique_name
|
再配置するデータベースの一意の名前。 |
-node target
|
Oracle RAC One Nodeデータベースを再配置するターゲット・ノード。 注意: 管理者管理Oracle RAC One Nodeデータベースを再配置する場合は、このパラメータを指定する必要があります。 |
-timeout timeout
|
Oracle RAC One Nodeデータベースのオンライン・データベース再配置タイムアウト(分単位)。デフォルトは |
-stopoption NORMAL |
このパラメータを使用し、デフォルトのプライマリ・データベースに対する |
-abort |
失敗したオンライン・データベース再配置の強制終了。 |
-revert |
管理者管理Oracle RAC One Nodeデータベースの候補サーバー・リストからの、失敗したオンライン再配置リクエストのターゲット・ノードの削除。 |
-verbose |
冗長出力。 |
再配置するOracle RAC One Nodeデータベースが実行されていない場合、コマンドはエラーを戻します。
別のオンライン・データベース再配置がこのOracle RAC One Nodeデータベースに対してアクティブの場合、コマンドはエラーを戻します。
このOracle RAC One Nodeデータベースのオンライン・データベース再配置が失敗し、ターゲット・ノードがいずれかの再配置と同じでない場合、失敗したオンライン・データベース再配置を強制終了し、新しい再配置を開始するように求めるエラーがコマンドから戻されます。
このOracle RAC One Nodeデータベースのオンライン・データベース再配置が失敗し、ターゲット・ノードが同じ(またはターゲットを指定していない)場合、このコマンドはデータベース再配置を試行します。