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Oracle® Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71323-07
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キャッシュ・フュージョンがOracle RACに与える影響の分析

グローバル・キャッシュ内のブロックへのアクセス、および一貫性を保持した場合の効果は、次の情報で示されます。

キャッシュ・フュージョンによる転送の応答期間は、物理的なインターコネクト・コンポーネント、IPCプロトコルおよびGCSプロトコルの制限が適用されるメッセージングおよび処理時間によって決まります。不定期に発生するログ書込み以外のディスクI/O要因による影響は受けません。キャッシュ・フュージョン・プロトコルの場合、キャッシュ一貫性 を保証するためのデータファイルへのI/Oを行う必要はなく、基本的にOracle RACでは、非クラスタ・インスタンスよりも多くのディスクI/Oは発生しません。