クラスタのサーバー・プールを変更します。最小サイズ、最大サイズおよび重要度の数値を増やした場合に、サイズ変更により他のサーバー・プールの最小サイズおよび重要度が相対的に低くなった場合は、このサーバー・プールの新しいサイズが確保されるように、このサーバー・プールへのサーバーの再割当てがCRSデーモンにより試行されます。
注意:
このコマンドはOracle Clusterwareでのみ使用可能です。
srvctl modify srvpool
コマンドは、次の構文で使用します。
srvctl modify srvpool -serverpool pool_name [-eval] [-importance importance] [-min min_size] [-max max_size] [-servers "server_list"] [-category "server_category"] [-verbose] [-force]
表A-95 srvctl modify srvpoolのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
-serverpool pool_name
|
変更するサーバー・プールの名前 |
-eval |
このパラメータを使用すると、コマンドがシステムに及ぼす影響を仮定的に評価できます。 |
-importance importance
|
サーバー・プールの新しい重要度。 |
-min min_size
|
サーバー・プールの新しい最小サイズ。デフォルト値は0です。 |
-max max_size
|
サーバー・プールの新しい最大サイズ。 |
-servers "server_list"
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候補としてのサーバー名のカンマ区切りリスト。 注意: Oracle Database 12cでは、 |
-category "server_category"
|
サーバー・カテゴリ(または空のカテゴリ値の場合は |
-verbose |
冗長出力を表示します |
-force |
ユーティリティがいくつかのリソースを停止しても、操作を強制します。 |