Oracle ASMで使用するリスナー、Oracle ASMで使用するディスク・グループ検出文字列、または非クラスタ・データベースまたはクラスタ・データベース用にOracle ASMで使用するSPFILEを変更します。
注意:
Oracle Database 12cインストールでOracle ASMを管理するには、クラスタのOracle Grid Infrastructureホーム(Gridホーム)にあるSRVCTLバイナリを使用します。Oracle RACまたはOracle Databaseがすでにインストールされている場合、データベース・ホームでSRVCTLバイナリを使用してOracle ASMを管理することはできません。
srvctl modify asm
コマンドは、次の構文で使用します。
srvctl modify asm [-listener listener_name] [-pwfile password_file_path] [-count {number_of_instances | ALL}] [-diskstringasm_diskstring
] [-spfilespfile_path_name
[-proxy] [-force]]
表A-75 srvctl modify asmのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
-listener listener_name
|
Oracle ASMが登録したリスナー名 |
-pwfile password_file_path
|
Oracle ASMのパスワード・ファイルの場所へのフルパス。 |
-count {number_of_instances | ALL}
|
作成するOracle ASMインスタンスの数を指定したり、すべてのノードにOracle ASMインスタンスを作成するよう指定できます。 |
-diskstring asm_diskstring
|
新しいOracle ASMディスク・グループ検出文字列 |
-spfile spfile_path_name
|
Oracle ASMで使用される新規SPFILEのパス名 |
|
リモートASMインスタンスを指定します。インスタンスの数を指定することも、ALLを指定してすべてのノードのインスタンスを対象にすることもできます。 |
-proxy |
Oracle ASMプロキシ・インスタンスを指定します |
-force |
変更の強制 |
|
ASM rimインスタンスを指定します。 |
-listener
listener_name
パラメータを指定したsrvctl modify asm
コマンドは、Oracle Clusterwareでのみ使用できます。
-diskstring
asm_diskstring
パラメータおよび-spfile
spfile_path_name
パラメータは、Oracle Restartでのみ使用できます。
関連項目:
Oracle Restartでsrvctl modify asm
コマンドを使用する方法の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。