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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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12.1.2 データベースのリストア

ワークロードをリプレイする前に、リプレイ・システムのアプリケーション・データの状態を、ワークロードの取得の開始時における取得システムのデータの状態と論理的に同じにする必要があります。これによって、リプレイ時のリプレイの相違が最小限に抑えられます。データベースのリストア方法は、ワークロードの取得前に使用したバックアップ方法に応じて異なります。たとえば、取得システムのバックアップにRMANを使用した場合は、テスト・データベースの作成にRMANのDUPLICATE機能を使用できます。詳細は、「データベース・ワークロードの取得の前提条件」を参照してください。

リプレイ・システムで適切なアプリケーション・データを使用してデータベースを作成したら、テストするシステム変更(データベースやオペレーティング・システムのアップグレードなど)を行います。データベース・リプレイの主な目的は、取得したワークロードでシステム変更の影響をテストすることです。したがって、実行したシステム変更によって、取得したワークロードで実施するテストが定義されることになります。