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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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9.1 ワークロードの取得

データベース・リプレイを使用するための最初の手順は、本番ワークロードの取得です。ワークロードの取得には、外部クライアントからOracle Databaseに対するすべてのリクエストの記録が含まれます。

ワークロードの取得を有効にすると、Oracle Databaseに対するすべての外部クライアントのリクエストが追跡され、ファイル・システム上のバイナリ・ファイル(取得ファイル)に格納されます。取得ファイルの格納場所は指定することができます。ワークロードの取得が開始されると、外部データベースのすべてのコールが取得ファイルに書き込まれます。取得ファイルには、クライアント・リクエストに関連するすべての情報(SQLテキスト、バインド値、トランザクション情報など)が含まれます。バックグラウンド・アクティビティおよびデータベース・スケジューラ・ジョブは取得されません。これらの取得ファイルは、プラットフォームに依存しないため、別のシステムに転送できます。

関連項目: