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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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12.1.8.1 リプレイ・クライアントの較正

1つのリプレイ・クライアントからデータベースとの複数のセッションを開始できるため、取得されたセッションごとにリプレイ・クライアントを起動する必要はありません。起動する必要があるリプレイ・クライアントの数は、ワークロード・ストリームの数、ホストの数およびホストごとのリプレイ・クライアントの数によって異なります。

リプレイ・クライアントおよび特定のワークロードをリプレイするために必要なホストの数を見積もるには、wrc実行可能ファイルをcalibrateモードで実行します。

較正モードでは、wrc実行可能ファイルで次のキーワードを使用できます。

次の例は、較正モードでwrc実行可能ファイルを実行する方法を示しています。

%> wrc mode=calibrate replaydir=./replay

この例では、現在のディレクトリ内のreplayサブディレクトリに格納されている取得済のワークロードのリプレイに必要なリプレイ・クライアントおよびホストの数を見積もるために、wrc実行可能ファイルを実行しています。次の出力例では、21個以上のリプレイ・クライアントを6個のCPUで分割して使用することが推奨されています。

Workload Replay Client: Release 12.1.0.0.1 - Production on Fri Sept 30
13:06:33 2011
 
Copyright (c) 1982, 2011, Oracle.  All rights reserved.
 
Report for Workload in: /oracle/replay/
-----------------------
 
Recommendation:
Consider using at least 21 clients divided among 6 CPU(s).
 
Workload Characteristics:
- max concurrency: 1004 sessions
- total number of sessions: 1013
 
Assumptions:
- 1 client process per 50 concurrent sessions
- 4 client process per CPU
- think time scale = 100
- connect time scale = 100
- synchronization = TRUE