SQLパフォーマンス・アナライザ・タスクが実行計画の行ごとの比較をいつ行うかを決定する比較方法を構成できます。デフォルトでは、SQLパフォーマンス・アナライザ・タスクは、計画のハッシュ値が不明の場合にのみ、実行計画の行ごとの比較を実行します。
分析タスクの実行計画の比較方法を構成するには、次の手順を実行します。
SET_ANALYSIS_TASK_PARAMETERプロシージャを使用して、PLAN_LINES_COMPARISONパラメータの値を設定します。
表3-1は、PLAN_LINES_COMPARISONパラメータの有効な値を示しています。
表3-1 SQLパフォーマンス・アナライザ・タスクの実行計画方法
| 方法 | 説明 |
|---|---|
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分析タスクで常に実行計画の行ごとの比較が実行されます。 |
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最初のSQL試行の計画のハッシュ値の計算が変更された場合、または2番目のSQL試行が使用できない場合にのみ、分析タスクで実行計画の行ごとの比較が実行されます。 |
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計画のハッシュ値が不明の場合にのみ、分析タスクで実行計画の行ごとの比較が実行されます。これはデフォルト値です。 |
次の例に、分析タスクの実行計画方法をAUTOに設定する方法を示します。
EXEC DBMS_SQLPA.SET_ANALYSIS_TASK_PARAMETER(task_name => 'my_spa_task', -
parameter => 'PLAN_LINES_COMPARISON', -
value => 'AUTO');
関連項目:
DBMS_SQLPA.SET_ANALYSIS_TASK_PARAMETERプロシージャの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。