事前定義済のマスキング・フォーマットは、DM_FMTLIB
パッケージに定義されたファンクションを使用します。このパッケージは、Enterprise Managerリポジトリ・データベースのDBSNMP
スキーマに自動的にインストールされます。(リポジトリ・データベースではなく)ターゲット・データベースで事前定義済のマスキング・フォーマットを使用するには、手動でそのデータベースにDM_FMTLIB
パッケージをインストールする必要があります。
DM_FMTLIBパッケージをインストールするには、次の手順を実行します。
Enterprise Managerのインストール環境で次のスクリプトを検索します。
$PLUGIN_HOME/sql/db/latest/masking/dm_fmtlib_pkgdef.sql $PLUGIN_HOME/sql/db/latest/masking/dm_fmtlib_pkgbody.sql
PLUGIN_HOMEは、SYSMANとして実行される次のSQL SELECT文によって返される場所のいずれかです。
select PLUGIN_HOME from gc_current_deployed_plugin where plugin_id='oracle.sysman.db' and destination_type='OMS';
これらのスクリプトをターゲット・データベースのインストール環境にあるディレクトリにコピーし、DBSNMPスキーマにパッケージを作成できるユーザーとしてSQL*Plusに接続してから、これらのスクリプトを実行します。
これで、マスキング定義で事前定義済のマスキング・フォーマットを使用できます。
列マスクの定義ページの「フォーマットのインポート」ボタンをクリックし、事前定義済のマスキング・フォーマットを選択してマスキング定義にインポートします。