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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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19.5.2.3 DM_FMTLIBパッケージのインストール

事前定義済のマスキング・フォーマットは、DM_FMTLIBパッケージに定義されたファンクションを使用します。このパッケージは、Enterprise Managerリポジトリ・データベースのDBSNMPスキーマに自動的にインストールされます。(リポジトリ・データベースではなく)ターゲット・データベースで事前定義済のマスキング・フォーマットを使用するには、手動でそのデータベースにDM_FMTLIBパッケージをインストールする必要があります。

DM_FMTLIBパッケージをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Enterprise Managerのインストール環境で次のスクリプトを検索します。

    $PLUGIN_HOME/sql/db/latest/masking/dm_fmtlib_pkgdef.sql
    $PLUGIN_HOME/sql/db/latest/masking/dm_fmtlib_pkgbody.sql
    

    PLUGIN_HOMEは、SYSMANとして実行される次のSQL SELECT文によって返される場所のいずれかです。

    select PLUGIN_HOME from gc_current_deployed_plugin where plugin_id='oracle.sysman.db' and destination_type='OMS'; 
    
  2. これらのスクリプトをターゲット・データベースのインストール環境にあるディレクトリにコピーし、DBSNMPスキーマにパッケージを作成できるユーザーとしてSQL*Plusに接続してから、これらのスクリプトを実行します。

    これで、マスキング定義で事前定義済のマスキング・フォーマットを使用できます。

  3. 列マスクの定義ページの「フォーマットのインポート」ボタンをクリックし、事前定義済のマスキング・フォーマットを選択してマスキング定義にインポートします。