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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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6.1.2.3 SQLパフォーマンス・アナライザ・レポートの確認: グローバル統計の詳細

SQLパフォーマンス・アナライザ・レポートを使用して、SQLワークロードの比較の詳細な統計を取得できます。詳細なグラフによって、レポートに表示されるSQL文のパフォーマンスにドリルダウンできます。このセクションの情報を使用して、特定のSQL文のパフォーマンスが低下した原因を調査します。

注意:

SQL文の実際の数が100を超える場合でも、最大で上位100個のSQL文だけがレポートに表示されます。

グローバル統計の詳細を確認するには、次の手順を実行します。

  1. 「予測されるワークロードの経過時間」サブセクションで、詳細を確認するSQL文の影響のパーセントをクリックします。SQL文の詳細を確認するには、パフォーマンスの状態に応じて次の操作を実行します。
    • 改善された場合は、「改善の影響」のパーセントをクリックします。

    • 低下した場合は、「低下の影響」のパーセントをクリックします。

    • 改善されたか、または低下した場合は、「全体の影響」のパーセントをクリックします。

    詳細な統計を含む表が表示されます。選択したSQL文のタイプに応じて、次の列が含まれます。

    • SQL ID

      この列には、SQL文のIDが示されます。

    • 「ワークロードに対する最終的な影響(%)」

      この列には、SQLワークロードのパフォーマンスに対するシステム変更による影響が示されます。

    • 経過時間

      この列には、SQL文の実行にかかる合計時間(秒)が示されます。

    • SQLに対する最終的な影響(%)

      この列には、特定のSQL文のパフォーマンスに対する変更による局所的な影響が示されます。

    • 新規計画

      この列には、SQLの実行計画が変更されたかどうかが示されます。

  2. 特定のSQL文の詳細を表示するには、対象のSQL文の「SQL ID」リンクをクリックします。

    「SQLの詳細」ページが表示されます。

    このページを使用して、SQLテキストにアクセスし、SQL文に関する低レベルの詳細(実行統計、実行計画など)を取得できます。