注意:
サブセクションの名前は、選択された比較メトリックによって異なります。
グラフでは、X軸に2つの試行、Y軸に経過時間(秒)が示されます。
最も重要な統計は全体的な影響で、パーセントで示されます。全体的な影響は、改善の影響と低下の影響とで異なります。「SQLパフォーマンス・アナライザ・レポートの確認: グローバル統計の詳細」の説明に従って、あらゆる影響統計のリンクをクリックして詳細を確認できます。
この例では、改善の影響が20%、低下の影響が-2%であるため、システム変更の全体的な影響は約18%の改善となります。つまり、この例のパフォーマンスの低下がすべて改善された場合、変更による全体の影響は、20%の改善ということになります。
注意:
全体的な影響の割合は、改善の影響と低下の影響の合計と比較して1%ほどずれることがあります。この相違は、数値の丸めによって起こるもの、あるいはSQLやワークロードの時間制限を推奨値である1%に設定した場合に起こるものと考えられます。したがって、影響の少ないSQL文を除外することにより、影響の大きいSQL分を重点的に分析することができます。