この項では、DBMS_WORKLOAD_REPLAY
パッケージを使用して、リプレイの期間比較レポートを生成する方法について説明します。このレポートでは、データベース時間が5分以上のワークロード・リプレイのみを比較できます。
リプレイの期間比較レポートを生成するには、DBMS_WORKLOAD_REPLAY
.COMPARE_PERIOD_REPORT
プロシージャを使用します。
BEGIN DBMS_WORKLOAD_REPLAY.COMPARE_PERIOD_REPORT ( replay_id1 => 12, replay_id2 => 17, format => DBMS_WORKLOAD_CAPTURE.TYPE_HTML, result => :report_bind); END; /
この例のCOMPARE_PERIOD_REPORT
プロシージャは、リプレイID 12のワークロード・リプレイをID 17の別のリプレイと比較する、HTML形式のリプレイの期間比較レポートを生成します。
この例のCOMPARE_PERIOD_REPORT
プロシージャでは、次のパラメータを使用します。
replay_id1
: レポートの生成対象となる変更後のワークロード・リプレイの数値IDを指定するパラメータ。このパラメータは必須です。
replay_id2
: レポートの生成対象となる変更前のワークロード・リプレイの数値IDを指定するパラメータ。このパラメータを指定しない場合、ワークロードの取得との比較が実行されます。
format
: レポートの形式を指定するパラメータ。有効な値は、DBMS_WORKLOAD_CAPTURE
.TYPE_HTML
(HTMLの場合)と、DBMS_WORKLOAD_CAPTURE
.TYPE_XML
(XMLの場合)などです。このパラメータは必須です。
result: レポートの出力を指定するパラメータ。
リプレイの期間比較レポートの解釈方法については、「リプレイの期間比較レポートの確認」を参照してください。
関連項目:
DBMS_WORKLOAD_REPLAY
パッケージについては、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。