マスキング操作のための領域の要件の見積りのガイドラインを示します。これらの見積りは、予測される最大の表サイズが500GBであることに基づきます。マスキングの領域の見積もりでは、「最悪のシナリオ」を想定します。
インプレース・マスキングの場合:
マッピング表のために2 * 500GB (マッピング表には元の列およびマスクされた列の両方が格納されます。最悪の場合は、すべての列がマスクされます)。
元の表およびマスクされた表の両方のために2 * 500GB (マスキング・プロセス中のある時点でデータベース内に両方が存在します)。
一時表領域のために2 * 500GB (hash joins、sortsなどに必要です)。
最悪の場合の必要な合計領域は3TBです。
ソースでのマスキングの場合:
マッピング表のために2 * 500GB (インプレース・マスキングと同様)。
一時表領域のために2 * 500GB (インプレース・マスキングと同様)。
ダンプ・ファイルに対応する十分なファイル・システム領域。
最悪の場合の必要な合計領域は、2TBに必要なファイル・システム領域を加えたものです。
いずれの場合も、一時およびUNDO表領域を自動拡張に設定することをお薦めします。
スクリプトの生成中に、マッピング表用の表領域を指定できます。表領域を指定しない場合は、実行中のユーザーの表領域内に表が作成されます。領域の見積りはスクリプトの生成中に提供され、必要に応じてリソースの警告が発生します。シャッフル形式を使用しているときなど、状況によっては、マッピング表は必要ありません。そのような場合、インラインで元の表への更新が発生します。