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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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15.4.4.1 APIを使用したデータベース統合リプレイの初期化

この項では、DBMS_WORKLOAD_REPLAYパッケージを使用して、統合リプレイ用にリプレイ・データを初期化する方法を説明します。

リプレイ・データを初期化すると次の操作が実行されます。

  • データベースの状態が統合ワークロードのリプレイ用に初期化モードになります。

  • リプレイ・スケジュールに関係するすべてのワークロード取得を含むリプレイ・ディレクトリがポイントされます。

  • リプレイに必要なメタデータが表にロードされます。

    たとえば、取得した接続文字列が、リプレイ用に再マッピング可能な表にロードされます。

データベース統合リプレイを初期化するには、次の手順に従います。

  1. INITIALIZE_CONSOLIDATED_REPLAYプロシージャを使用します:

    DBMS_WORKLOAD_REPLAY.INITIALIZE_CONSOLIDATED_REPLAY (
       replay_name    IN VARCHAR2,
       schedule_name  IN VARCHAR2);
    
  2. replay_nameパラメータを統合リプレイの名前に設定します。

  3. schedule_nameパラメータを使用するリプレイ・スケジュールの名前に設定します。

    schedule_nameパラメータは、「APIを使用したリプレイ・スケジュールの作成」で説明されているように、その作成時に使用されたリプレイ・スケジュールの名前です。

次の例に、peak_scheduleという名前のリプレイ・スケジュールを使用して、peak_replayという名前の統合リプレイを初期化する方法を説明します。

EXEC DBMS_WORKLOAD_REPLAY.INITIALIZE_CONSOLIDATED_REPLAY ('peak_replay',
     'peak_schedule');

関連項目:

INITIALIZE_CONSOLIDATED_REPLAYプロシージャの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。