この項では、DBMS_WORKLOAD_REPLAY
パッケージを使用して、データベース統合リプレイを実行する方法を説明します。統合リプレイの詳細は、「データベース統合リプレイ用のデータベース・ワークロードのリプレイ」を参照してください。
データベース統合リプレイを実行する前に、次の前提条件が満たされていることを確認します。
すべてのワークロード取得は、「データベース・ワークロードの前処理」で説明されているように、リプレイ・システムと同じデータベース・バージョンを実行しているシステムでPROCESS_CAPTURE
プロシージャを使用して前処理済です。
すべての取得ディレクトリは、リプレイ・システムのリプレイ・ディレクトリにコピー済です。
「APIを使用した統合リプレイ・ディレクトリの設定」で説明されているように、リプレイ・ディレクトリがSET_REPLAY_DIRECTORY
プロシージャを使用して設定済です。
データベースは、すべてのワークロード取得の開始時間にすべての取得システムと同じアプリケーション状態に論理的に復元されています。
データベース統合リプレイを実行するには、次の手順に従います。
「APIを使用したデータベース統合リプレイの初期化」で説明されているように、リプレイ・データを初期化します。
「APIを使用した接続の再マッピング」で説明されているように、接続文字列を再マッピングします。
「APIを使用したユーザーの再マッピング」で説明されているように、ユーザーを再マッピングします。
ユーザーの再マッピングは任意です。
「APIを使用したデータベース統合リプレイの準備」で説明されているように、統合リプレイを準備します。
「リプレイ・クライアントの設定」で説明されているように、リプレイ・クライアントを設定して開始します。
「APIを使用したデータベース統合リプレイの開始」で説明されているように、統合リプレイを開始します。
「データベース統合リプレイのレポート作成および分析」で説明されているように、レポート作成および分析を行います。