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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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10.13.5 ワークロードの取得のAWRデータのインポート

AWRデータは取得システムからエクスポートすると、取得済ワークロードをリプレイするテスト・システムなどの別のシステムにインポートできます。AWRデータをインポートすると、ワークロードの詳細な分析が可能になります。このデータは、2つのワークロードの取得(またはリプレイ)に対して、リプレイの期間比較レポートまたはAWR期間比較レポートを実行する場合には必須です。

AWRデータをインポートするには、次の手順を実行します。

  • 次の例に従って、IMPORT_AWRファンクションを使用します。

    CREATE USER capture_awr
    SELECT DBMS_WORKLOAD_CAPTURE.IMPORT_AWR (capture_id => 2,
                                             staging_schema => 'capture_awr')
      FROM DUAL;
    

    この例では、取得IDが2のワークロード取得に対応するAWRスナップショットがcapture_awrという名前のステージング・スキーマを使用してインポートされます。

    この例のIMPORT_AWRプロシージャでは、次のパラメータを使用します。

    • 必須パラメータcapture_idでは、AWRスナップショットをインポートする取得のIDを指定します。capture_idパラメータの値がDBA_WORKLOAD_CAPTURESビューのID列に表示されます。

    • 必須パラメータstaging_schemaでは、SYS AWRスキーマにAWRスナップショットをインポートする間に、ステージング領域として使用できる現在のデータベースの有効なスキーマ名を指定します。

注意:

staging_schemaパラメータで指定したスキーマにAWR表と同じ名前の表が含まれる場合、このファンクションは失敗します。

関連項目:

DBA_WORKLOAD_CAPTURESビューの詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。