ワークロード・インテリジェンスは取得ファイルに保存された情報を使用するもので、ワークロード・リプレイを使用したワークロードの実行は必要としません。また、ワークロード・インテリジェンスでは、ユーザー・スキーマ、ユーザー・データまたは本番システムへの接続を必要としません。ワークロード・インテリジェンスの実行は大量のリソースを消費する可能性があるため、本番システムでオーバーヘッドを回避するには、特に取得済ワークロードが大きい場合、テスト・システムに取得ファイルをコピーして、ワークロード・インテリジェンスを使用することをお薦めします。
ワークロード・インテリジェンスを構成するJavaプログラムを起動するために必要なJavaクラスは、$ORACLE_HOME/rdbms/jlib/dbrintelligence.jar
に含まれています。クラスパスには、$ORACLE_HOME/rdbms/jlib/dbrparser.jar
と$ORACLE_HOME/jdbc/lib/ojdbc6.jar
の2つのjarファイルも含まれている必要があります。
ワークロード・インテリジェンスでは、内部でいくつかのSYS
表とビューも使用します。