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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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12.6.15 ワークロードのリプレイのAWRデータのインポート

リプレイ・システムからAWRデータをエクスポートすると、AWRデータを別のシステムにインポートできます。AWRデータをインポートすると、ワークロードの詳細な分析が可能になります。このデータは、2つのワークロードの取得(またはリプレイ)に対してAWR期間比較レポートを実行する場合には必須です。

AWRデータをインポートするには、次の手順を実行します。

  • IMPORT_AWRファンクションを使用します。

    CREATE USER capture_awr
    SELECT DBMS_WORKLOAD_REPLAY.IMPORT_AWR (replay_id => 1,
                                            staging_schema => 'capture_awr')
      FROM DUAL;
    

    この例では、取得IDが1のワークロード・リプレイに対応するAWRスナップショットがcapture_awrという名前のステージング・スキーマを使用してインポートされます。

    この例のIMPORT_AWRプロシージャでは、次のパラメータを使用します。

    • 必須パラメータreplay_idでは、AWRスナップショットをインポートするリプレイのIDを指定します。

    • 必須パラメータstaging_schemaでは、SYS AWRスキーマにAWRスナップショットをリプレイ・ディレクトリからインポートする間に、ステージング領域として使用できる現在のデータベースの有効なスキーマ名を指定します。

注意:

staging_schemaパラメータで指定したスキーマにAWR表と同じ名前の表が含まれる場合、このファンクションは失敗します。