SQL計画ベースラインを作成すれば、既知の性能特性に基づいて実行計画を使用することによって、オプティマイザのパフォーマンス低下を避けることができます。計画を変更したためにパフォーマンスの低下をきたした場合は、SQL計画ベースラインを作成してこれを使用し、新たにパフォーマンスが低下した実行計画をオプティマイザが選択するのを防ぐことができます。
SQL計画ベースラインを作成するには、次の手順を実行します。
「SQLパフォーマンス・アナライザのタスク結果」ページの「推奨」で、「SQL計画ベースラインの作成」をクリックします。
「SQL計画ベースラインの作成」ページが表示されます。「低下したSQL文」セクションに、新しいSQL計画ベースラインに関連付けるパフォーマンスが低下したSQL文が示されます。
「ジョブ・パラメータ」で、次のようにジョブのパラメータを指定します。
「ジョブ名」フィールドに、ジョブの名前を入力します。
「説明」フィールドに、オプションでジョブの説明を入力します。
「スケジュール」で、次の項目を選択します。
即時: ジョブを即時開始します。
後で: 「タイムゾーン」、「日付」および「時間」フィールドを使用して指定した時間に開始するようにジョブをスケジュールします。
「OK」をクリックします。
「SQLパフォーマンス・アナライザのタスク結果」ページが表示されます。ジョブが正常に実行されたことを示すメッセージが表示されます。
関連項目:
SQL計画ベースラインの作成および管理については、 『Oracle Database 2日でパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。