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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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17.5 ソース・データベースの検証またはアップグレード

アプリケーション・データ・モデル(ADM)を作成した後、「ソース・データベースのステータス」列は有効、無効、検証が必要またはアップグレードが必要と示されます。

  • 無効ステータス: ソース・データベースを検証して、データ・ディクショナリで検出された内容でアプリケーション・データ・モデルの参照関係を更新し、アプリケーション・データ・モデルの各項目にデータベースに対応するオブジェクトがあるかどうかも確認します。

  • 検証が必要ステータス: オラクルで用意しているテンプレートがインポートされているので、使用する前にADMを確認する必要があります。これはデータ・ディクショナリからの必要な参照関係がADMにプルされたことを確認するために必要です。

  • アップグレードが必要ステータス: 12c以前のマスキング定義がインポートされているので、ADMをアップグレードする必要があります。

ソース・データベースを検証するには:

  1. 無効ステータスを示す検証するADMを選択します。

  2. 「アクション」メニューから、「検証」を選択します。

  3. 無効ステータスのソース・データベースを選択して、検証ジョブの作成をクリックします。

  4. 検証ジョブの作成ポップアップでジョブ・パラメータを指定して、「発行」をクリックします。

  5. ジョブが正常に完了した後、ソース・データベースをクリックして、リストされているオブジェクトの問題を確認します。

  6. オブジェクトの問題を解決し、検証ジョブを再実行して、ソース・データベース・ステータスが有効であることを確認します。

ADMをアップグレードするには:

  1. アップグレードが必要ステータスを示すアップグレードするADMを選択します。

  2. 「アクション」メニューから、「アップグレード」を選択します。

  3. アップグレード・ジョブの作成ポップアップでジョブ・パラメータを指定して、「発行」をクリックします。

  4. ジョブが正常に完了した後、ソース・データベース・ステータス列が有効であることを確認します。列が「無効」と示している場合、前述の手順を参照してください。