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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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12.4.2 完了したワークロード・リプレイの表示

この項では、完了したワークロードのリプレイをEnterprise Managerを使用して表示する方法について説明します。

完了したワークロードのリプレイを表示するには、次の手順を実行します。

  1. データベース・リプレイ・ページで「リプレイ・タスク」タブをクリックします。
  2. 表示する完了済リプレイが含まれるリプレイ・タスクの名前をクリックします。
  3. リプレイ・タスク・ページの「リプレイ」セクションから、リプレイの作成ウィザードで処理用に発行したリプレイの名前をクリックします。(このリプレイの「ステータス」列には「完了」と表示されています。)

    データベース・リプレイ・ページの「ホーム」タブが表示され、「リプレイ・サマリー」に完了のステータスが表示されます。

    • 「ユーザー・コール」チャートのリプレイ線は、開始から完了までのリプレイ全体を通して、リプレイの進捗状況をグラフィカルに示します。

      グラフに、ワークロードの取得中にユーザー・コールに関して経過した時間と比較して、同じワークロードのリプレイにかかった時間が表示されます。「リプレイ」の線が「取得」の線の上側または左側に表示される場合、リプレイ・システムは取得システムよりも高速にワークロードを処理しています。

    • 「リプレイ相違サマリー」には、リプレイ・システムと取得システム間のエラーおよびデータの矛盾点が、リプレイ時に違いが出たデータベース・コールとして表示されます。リプレイの質の測定値として違いが出た合計コール数の割合を使用できます。

      違いが出たコールの詳細を表示するには、「件数」列で違いが出たコールのタイプに対応するリンクをクリックし、リプレイ時に違いのあったコール・ページにアクセスします。「リプレイ時に違いのあったコール」ページには、取得されたワークロードと違いがあるリプレイ済コールの最も関連性が高いセットが、共通属性値および指定したフィルタ条件に基づいてグループ化されて表示されます。違いがある特定のコールに関する詳細(コールの属性、SQLテキスト、バインド変数など)を表示するには、「SQL ID」列の対応するリンクをクリックすると、違いの出た文をリプレイするページが表示されます。

  4. データベース・リプレイ・ページに戻るには、「データベース・リプレイ」ブレッドクラムをクリックします。

    ヒント:

    ワークロード・リプレイ・レポートへのアクセスの詳細は、「取得およびリプレイ済ワークロードの分析」を参照してください。