プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

12.1.6.3 セッション内のリクエスト率の制御

ユーザー思考時間とは、リプレイされたユーザーが単一セッションでコールの発行から次のコールの発行までに待機する経過時間です。リプレイの速度を制御するには、think_time_scaleパラメータを使用してリプレイ時のユーザー思考時間をスケール変更します。

リプレイ時のユーザー・コールの実行が取得時より遅い場合は、think_time_auto_correctパラメータをTRUEに設定して、データベース・リプレイで遅延の回復を試行できます。これによってリプレイ・クライアントでのコール間の思考時間を短縮できるため、リプレイ時の経過時間全体が取得時の経過時間により近くなります。

リプレイ時のユーザー・コールの実行が取得時よりも速い場合は、think_time_auto_correctパラメータをTRUEに設定しても思考時間は変更されません。取得された経過時間に一致させるために、リプレイ・クライアントがコール間の思考時間を長くすることはありません。