ユーザー思考時間とは、リプレイされたユーザーが単一セッションでコールの発行から次のコールの発行までに待機する経過時間です。リプレイの速度を制御するには、think_time_scale
パラメータを使用してリプレイ時のユーザー思考時間をスケール変更します。
リプレイ時のユーザー・コールの実行が取得時より遅い場合は、think_time_auto_correct
パラメータをTRUE
に設定して、データベース・リプレイで遅延の回復を試行できます。これによってリプレイ・クライアントでのコール間の思考時間を短縮できるため、リプレイ時の経過時間全体が取得時の経過時間により近くなります。
リプレイ時のユーザー・コールの実行が取得時よりも速い場合は、think_time_auto_correct
パラメータをTRUE
に設定しても思考時間は変更されません。取得された経過時間に一致させるために、リプレイ・クライアントがコール間の思考時間を長くすることはありません。