セッションで変更可能な初期化パラメータの値を変更する前に、SPAクイック・チェックを使用してデータベース・ワークロードのその変更の影響を検証できます。セッションで変更可能なパラメータは、ALTER SESSION
文を使用して値を変更できる初期化パラメータです。
注意:
SPAクイック・チェックを使用して、Oracle Database 10gリリース2 (10.2)以降を実行中のデータベースで、初期化パラメータの変更の影響を検証できます。
初期化パラメータの影響を検証するには、次の手順に従います。
- Cloud Controlの「データベース・ホーム」ページで、「管理」メニューから、「初期化パラメータ」を選択します。
「初期化パラメータ」ページが表示されます。
- 「初期化パラメータ」ページのフィルタを使用して、値を変更する、セッションで変更可能な初期化パラメータを特定し、「実行」をクリックして、ページの下部にある表にそのパラメータを表示します。「オプティマイザ」カテゴリのほとんどのパラメータは、セッションで変更可能です。
- 表で、現在のパラメータの値を、SPAクイック・チェックを使用して影響を検証する新しい値に変更します。
- 「SPAを使用した検証」をクリックします。
GUID-9E90AA56-5A96-4037-844D-88A2ECB46C69-default.gifの説明
情報メッセージがページ上部に表示され、初期化パラメータの変化の影響を検証するSPAタスクが発行されたことが通知されます。
- 情報メッセージ内のSPAタスクのリンクをクリックします。
「SQLパフォーマンス・アナライザ・ホーム」ページが表示されます。
- ページの下部にある「SQLパフォーマンス・アナライザのタスク」セクションで、初期化パラメータ・ジョブのタスクを選択し、「最新レポートの表示」をクリックします。
「SQLパフォーマンス・アナライザのタスク・レポート」ページが表示されます。
- ページの下部にある表を表示して、初期化パラメータの値の変更の結果がワークロードで最も影響力を持つSQL文にあることを確認します。