保留中のオプティマイザ統計を収集する前に、SPAクイック・チェックを使用してデータベース・ワークロードでのその統計の収集の影響を検証できます。
注意:
SPAクイック・チェックを使用して、Oracle Database 11gリリース1 (11.1)以降を実行中のデータベースで、保留中のオプティマイザ統計の収集の影響を検証できます。
保留中のオプティマイザ統計の収集の影響を検証するには、次の手順に従います。
- Cloud Controlの「データベース・ホーム」ページで、「パフォーマンス」メニューから、「SQL」、「オプティマイザ統計」の順に選択します。
「オプティマイザ統計コンソール」ページが表示されます。
- 「操作」セクションで、「採取」をクリックします。
オプティマイザ統計の採取ウィザードが表示されます。
- 「オプティマイザ統計の採取: 有効範囲」ページの下部にある「SQLパフォーマンス・アナライザで検証」セクションで、公開前にSQLパフォーマンスで統計の影響を検証します(推奨)オプションを有効にします。データベース・グローバル統計の採取オプションPUBLISHは、プロセス中に一時的にFALSEに設定されます。「次へ」をクリックします。
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- ウィザードを進み、「オプティマイザ統計の採取: 有効範囲」ページで、「発行」をクリックします。
一時停止統計の収集に加え、これにより、データベースの最適化統計の収集の影響を検証するSQLパフォーマンス・アナライザ・タスクを作成するジョブが開始されます。
- ジョブが開始すると、オプティマイザ統計の収集ジョブが正常に発行されたことを示す確認メッセージが、「オプティマイザ統計の管理」ページに表示されます。メッセージ内のリンクをクリックします。
「SQLパフォーマンス・アナライザ・ホーム」ページが表示されます。
- ページの下部にある「SQLパフォーマンス・アナライザのタスク」表で、統計収集ジョブが完了したことを確認します。ジョブが完了するまでに数分かかる場合があります。次に、オプティマイザ統計の採取ジョブの行を選択し、「最新レポートの表示」をクリックします。
「SQLパフォーマンス・アナライザのタスク・レポート」ページが表示されます。
- ページの下部にある表を表示して、保留中のオプティマイザ統計の発行の結果がワークロードで最も影響力を持つSQL文にあることを確認します。